ツンデレ的天然ちゃん かける バイト仲間の年上王子っ!




時刻は8時。


今日のお店はこれでおしまい。

後は後片付けをするばかり。




ダンボールに入った食材の余りとかを全部運ぶ。

あとは適当に掃除を済ませて、今日の仕事は終わった。



「お疲れ様でしたー。」

「おい」

店を出ようとしたあたしはその声に振り返る。



「もう遅いんだから車乗ってけよ。」

「ふぇ!?」

あたしの心はその言葉だけで空に舞い上がってしまいそうなくらいに弾んだ。



成巳先輩の車…




ニヤけてくる顔。

暗闇だから見えなかったけど、もし昼間だったとしたら…


まぁ、そこは考えないようにしておこう。



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