ツンデレ的天然ちゃん かける バイト仲間の年上王子っ!
いくら成巳先輩の事が好きでも、食欲には勝てないもので。
青いランプが照らす店内には、お酒の匂いが微かに漂っている。
成巳先輩によれば、ナポリタンが美味しいとか…
成巳先輩よくここに来るのかなぁー
「おぅ、成巳!
遅かったな。」
あたしの頭の中に入ってきた声に我に返る。
「よっ、奏。」
カナデさん?
成巳先輩に歩み寄る1人の男(イケメン)
「ん?
この子何?
成巳の彼女さん?」
「おう、こいつ「んな訳ないですっ…!」
何、あっさり肯定してんですか成巳先輩!
いや、嬉しかったんだけどさ…
「ははっ
可愛い彼女さんだね。」
ニコニコと笑う奏さん。
きっとモテるんだろうなぁー
まぁ、成巳先輩程じゃないだろうけど…
「奏、取り合えず「ナポリタンくださいっ!」
「かしこまりました。」
ニコッと脳殺モノの笑顔を振りまく奏さん。
それからムッと顔を少しだけしかめた成巳先輩…
は見なかったことにしておこう。