ツンデレ的天然ちゃん かける バイト仲間の年上王子っ!
~♪
ケータイへのメールの着信。
あたしは驚きと喜びと涙でケータイがなってるのなんて気付かない。
「おい、ケータイ鳴ってんぞ。」
“ったく”なんてため息をつきながらも微笑んでいる成巳先輩。
あたしはやっぱり嬉しくて涙がまた出る。
震える手でケータイを持ち、メールを開く。
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ごめん
ほんとは凪に会って欲しい人が居たんだ
もうそろそろ着いたかな?
もう、諦めたりしないで
それじゃ、あたしからのサプライズプレゼントでした
ってことで誕生日はプレゼント無しね
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「薫…」
また涙が溢れる。
薫…あんたあたしの最っ高の親友だよ!
ありがとう
ありがとう
ありがとう
言葉何かじゃ伝えきれないよ
でも、誕生日プレゼント無しっていうのはカワイくないよ?