運命のレール
龍大は毎日、奈々に会ってくれ止められるように楽しい時間を過ごさせてくれた。






『奈々ともっと早くに会ってればな…ごめんな』






龍大は何も悪くない。
なのに安宅も自分のせいだと言わんばかりに謝り続けた。







奈々はこの時、初めて“愛”というものを感じた。






『…龍大、愛してる』



『俺もだよ、奈々…』




私たちは恋人になった。
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