希望の光
「ただいま。」
「お帰り。」
たった一言だけ言葉を交わして、すぐに自分の部屋に入った。
右手には携帯。
村上君に連絡してみようか、迷っていた。
通話ボタンを押しては切っての繰り返し。
結局、私からかけるのは断念した。
――…♪~♪…
「村上君だ…。」
さっき電話をしようと思っていた相手から電話がかかって来て、少しだけ戸惑った。
震える指先で通話ボタンを押し、携帯を耳に当てた。
「もしもし…」
「遥花?俺やけど、分かる?」
「うん。分かるよ。」
「よかった。誰?とか言われたらどうしようかと思った。」
受話器越しに村上君の笑い声が聞こえる。
つられて私も笑った。
「一つだけ質問してもいい?」
「ええけど…どうしたん?」
「村上君と輝君は何か関係があるの?今日、様子が変だったから…。」
私が聞きたかった質問をすると、村上君は黙ってしまった。
聞かない方がよかったのかな…。
「…明日の昼、あの公園行かん?」
「いいけど…。」
「そこで話すから。」
「うん。分かった。」
明日、あの公園に行くと言う約束をしてその日は電話を切った。
気になって仕方がない。
早く明日にならないかな。
「お帰り。」
たった一言だけ言葉を交わして、すぐに自分の部屋に入った。
右手には携帯。
村上君に連絡してみようか、迷っていた。
通話ボタンを押しては切っての繰り返し。
結局、私からかけるのは断念した。
――…♪~♪…
「村上君だ…。」
さっき電話をしようと思っていた相手から電話がかかって来て、少しだけ戸惑った。
震える指先で通話ボタンを押し、携帯を耳に当てた。
「もしもし…」
「遥花?俺やけど、分かる?」
「うん。分かるよ。」
「よかった。誰?とか言われたらどうしようかと思った。」
受話器越しに村上君の笑い声が聞こえる。
つられて私も笑った。
「一つだけ質問してもいい?」
「ええけど…どうしたん?」
「村上君と輝君は何か関係があるの?今日、様子が変だったから…。」
私が聞きたかった質問をすると、村上君は黙ってしまった。
聞かない方がよかったのかな…。
「…明日の昼、あの公園行かん?」
「いいけど…。」
「そこで話すから。」
「うん。分かった。」
明日、あの公園に行くと言う約束をしてその日は電話を切った。
気になって仕方がない。
早く明日にならないかな。