うちゅうじん。[隊長………もんじゃのだし]




スパオオ達が上陸してからやや時間が過ぎた。


ミツバチ達も、落ち着きを取り戻し、スパオオに対して反撃を考え始めていた。


速水ロコモコのところにも、そのような報告が届いてきた。



「僕が思うより、早いタイミングで反撃出来るかもしれない!」


実際、ミツバチ達はスパオオに対して、怯むことなく立ち向かっていたのである。



しかし、現実は甘くなかった。



各地から、降伏の知らせが伝令として送られてくる。



策を講じる前に、相手に攻められた。

自分の無力に、思わず歯軋りをしていた。






< 107 / 240 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop