うちゅうじん。[隊長………もんじゃのだし]
そんなミツバチの大群を見つけて、思わず迂回してしまったスパオオは………
暴徒化?した、スパオオの一団は、海岸沿いのミツバチ達の群れに、ちょっとだけビビっていた。
何でも、数が違うと恐怖感がある。
北側に進んでいると、海岸沿いのミツバチのカーテンは、なくなっていた。
瀬戸内海。
ちなみに、各県保有の大小様々な島が点在する瀬戸内海。
ここで、やっと総数が明らかになったスパオオの一団。
千匹くらい。
明らかでないじゃん!?
アバウトでもいいのだ。
感じがわかれば。
瀬戸内海の島々を、手当たり次第に襲ってゆくスパオオの一団。
警戒もしていなかったミツバチ達には、なすすべもなく、我が身を守るだけが精一杯であった。
しかし、弱い者いじめが好きなスパオオではないのか、飽きてきたのか、淡路島で羽を休めてしまうのだった。
朝日も登ってきたことだし。
というわけで、(内容的には、割と濃いところのような気もするが、あまりハードなことは書けないので、軽めにしております。決して面倒だからというわけではありません。決して。)暴徒化の収まったスパオオは、新たな前線の拠点として、淡路島に腰を据えることになったのである。