うちゅうじん。[隊長………もんじゃのだし]
この展開だと、四国がって思った方もあるかと思う。
しかし、現実は違っていたのであります。
夜通し、暴れまくった暴走スパオオは、大変疲れていたのであります。
たどり着いた淡路島は、十分な広さがあり、環境が整っておりました。
そこで、女王蜂や仲間が集まってくるのを、待つことにしました。
集団生活を基本とする蜂の仲間らしい決断ですね。
とは言っても、彼らの行動で、四国のミツバチ達に時間が与えられて、態勢を整えることが出来たのは、ある意味で良かったと言っていい。
ただ、今まではさほど驚異と思っていなかったものが、天敵になっていた。
人間である。