うちゅうじん。[隊長………もんじゃのだし]
南紀白浜ミツバチ連合
本格的に、各地のミツバチのグループを、組織的に管理している集団である。
世のため、ミツバチのために情報を共有、管理することで平和なミツバチ社会を築いていた。
そこにやってきたのがスパオオ襲来の情報である。
台風は毎年のようにやってくるので珍しくないのだが、スパオオのように、明らかな外敵というものは、多分史上初めてのことだった。
自分達よりかなり大柄で、凶暴なスパオオの情報を、徳島から聞いて対策をとることになった。
特に、策士といわれる「孝明(こうめい)」なるミツバチは、すでに頭の中を、まだ見ぬスパオオが駆け巡っています。