うちゅうじん。[隊長………もんじゃのだし]
孝明の耳に、スパオオ襲来の話が入ってきたのが、スパオオ襲来の4、5日ほどたった後。
詳しい状況を聞いて、彼が思ったのは………
「すぐに叩いてしまった方がいい。」
ということだった。
瀬戸内海に大群を送って、まだ数少ないスパオオを叩いてしまおう。
現実として、消耗戦ということになるが、スパオオの数が少ない今こそチャンスなのである。
連合の合意を得て、全国域に伝令を送って戦力を補強しつつ、スパオオの一掃に乗り出すことになったのである。