うちゅうじん。[隊長………もんじゃのだし]
翌日、早くから集合していた徳島からの部隊が、開始の合図を待ちきれずに小島のスパオオを襲撃。
およそ50匹ほどのスパオオに対して、ミツバチ側は1500匹ほどの損失を出してしまった。
その上、逃げられたスパオオもあり、成功ということには変わりはないが、孝明の思うような効率的なものではなかった。
もっと効率的にスパオオを減らさないと、早くにこちらが消耗してしまう。
おまけに、数日で九州各地からスパオオがやってくるので、うかうかしていると島を奪還されてしまう恐れがあるのです。
しかし現場ではもはや、本格的な消耗戦に突入していたのでした。