うちゅうじん。[隊長………もんじゃのだし]
スパオオの巣分けから遅れること3日。
いよいよ沖縄では、ミツバチ達の逆襲が始まっていた。
かねてより、計画されていた逆襲計画が発動したのである。
スパオオの巣分けの直後から、ミツバチ達は沖縄近辺の島々から集結。
スパオオを北へ追いやるように、南から攻めています。
ミツバチの数は一万を超えています。
それに対して、スパオオは百五十ほどでした。
今まで、安穏と生活していたスパオオは、ミツバチ達の逆襲に最初は抵抗したものの、ミツバチ達との数の違いは明らかで、犠牲が大きいと見るや奄美の方向へ退却せざるを得なかったのである。
さらに、体力の余っているミツバチ達は、距離を測りながらスパオオを追って行くのであった。
結果として沖縄近辺の逆襲計画は、大成功を納めるのである。