うちゅうじん。[隊長………もんじゃのだし]





関門橋に遅れること15分。


瀬戸内海 山口県は祝島





「来ました!スパオオです!予定通りの行動でお願いしますっ!陸上に着いたところで、攻撃を開始しますっ!」



パシり2号の戦闘開始の合図である。

こちらにも、スパオオは兵を送り込んできた。


パシり2号は当初、長島の岬で待機していたのだが、明け方に祝島へ移動したのだ。

距離と位置もさることながら、周りへの影響も考えての判断であった。



迎え打つのは、パシり2号以下専務と係長。
そしてサポート隊と地元のミツバチ達である。




ここで問題があるのは、専務と係長は仲が良いのだが働かないこと。

つまり「働かないツートップ」と他の社員達に言われる由縁なのである。


だが、そこはパシり2号がビシッと締めているのだ。
パシり隊の名にかけて。





「スパオオ上陸!専務!係長も行きますよっ!パシり2号、行きまーすっ!」

いやいや付いてゆく専務と係長。



ここの戦闘は、開始から不安感?










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