うちゅうじん。[隊長………もんじゃのだし]
「何も構うことはない!自分達のペースで動け!そんなことじゃ、自分達が力尽きてしまうぞ!」
飛び込んできたのは、山口から急行したパシり1号である。
「あっ!1号!そんなこと言っても!」
「4号!お前が消極的なのが悪い!堂々と自分達のペースで動け!」
「は…はい!」
パシり1号のアドバイスによって、ペースは上がってゆく。
止めてもしつこく上がってきたミツバチ達も、さすがにおとなしく下で待っているようになった。
そこで、パシり1号と2号の会話。
「さて、そろそろ行くかっ!4号!一緒にこい、隊長が愛媛で待っている!」
「えっ!?僕が?隊長が待ってるって?」
「そうだ。隊長はスパオオのボスの所に行く。俺達は、そのサポートをするんだ。」
「おおっ!パシり隊の腕の見せどころじゃないですかぁ!」
こうして1号と4号は、隊長の待つ愛媛へ向かうのである。