うちゅうじん。[隊長………もんじゃのだし]
「ミツバチの将ですねっ?今すぐミツバチ達に抵抗を止めるように伝えなさい。これ以上は犠牲を出したくないんですっ!」
内心、アグリ純はホッとしていた。
明らかにスパオオ軍は強いのである。
沖縄、奄美があっさり穫られたのも、無理もないことだと感じていた。
しかし、このあたりを穫られてもまだ九州南部の戦力は、相当数残っている。
あるいは、速水が次の手を打っているかも知れない。
わずかな時間で、相当数の犠牲を払ってしまった責任は、大きなものだ。