都会から田舎に来た美女
遠くなる存在感
ゆなの存在を、遠くに感じ始めてから、数日の月日が流れた。

その間にゆなは、陸上部に入部した。
僕は、言うと相変わらず何処の部活には入っていない。ゆなは、そんな僕に陸上部の入部を進めていた。

ゆなは部活が、始めてから帰り遅い始めのうちは、待っていたけど、段々とそれも無くなり、今となっては一緒に帰らなくなっていた。

すれ違いとは違う、僕がゆなを避けていた。
自分にも分からない!!
でも、体が勝手に避けている。

その日を境に、僕はゆなを避けるようになった。

そんな僕を察したのか、ゆなも陸上に没頭していった。

お互いにすれ違いの毎日を、送っている。

自分から避けるように、なったのに何か胸の奥にぽっかりと穴が空いた様だ!!

変化のない毎日を送っている!!決まった事を、やっているだけ……


そんな毎日に、嫌気がさしている。

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