ロデオ・カルテット─シールドロック─鳥籠編
「わかりました。
宜しく御願いします」
コクリートの返事に、内心疑いを持ちながら外へ出た彼は、馬を一頭借りると神官区域と属に呼ばれている町の入口へと馬身を向けた。
映像にはゲートが映っていた。
そこが、神官側への入口だろうことは予測が付く。だが、そこからが問題だった。
DMと兵士の姿はもう無かったが、ゲートの扉は堅く閉ざされており、触れるだけで静電気が走り抜ける。
(こいつは、手の込んだ作りだな)
彼はどうしたものかと辺りを見渡し、荷馬車を走らせる老人を見つけた。
彼は、少し悩んだが馬車の前に飛び出して、老人に言った。
「なあ、爺さん、あんたは神を信じるか」
宜しく御願いします」
コクリートの返事に、内心疑いを持ちながら外へ出た彼は、馬を一頭借りると神官区域と属に呼ばれている町の入口へと馬身を向けた。
映像にはゲートが映っていた。
そこが、神官側への入口だろうことは予測が付く。だが、そこからが問題だった。
DMと兵士の姿はもう無かったが、ゲートの扉は堅く閉ざされており、触れるだけで静電気が走り抜ける。
(こいつは、手の込んだ作りだな)
彼はどうしたものかと辺りを見渡し、荷馬車を走らせる老人を見つけた。
彼は、少し悩んだが馬車の前に飛び出して、老人に言った。
「なあ、爺さん、あんたは神を信じるか」