ロデオ・カルテット─シールドロック─鳥籠編
「おじさん、私と遊んで楽しい?」
起き上がったルミアの一言に、薬漬けられたギバルがどんな感情を持ったかは知らないが、その直後に、ルミアの拳がギバルの腹に命中したのを、ヴォルラスが見留めて凍り付く。
吹き飛ばされたギバルをペシェとスピカが追うが、DMに阻まれて身動きが取れなくなる。
離れていたヴォルラスもまた、DMに押さえつけられ自由を無くした。
「クウっ、隊長にっ、連絡を」
スピカの上擦った声に、小さな雀がはためいて白い月の浮かぶ空へと消える。
起き上がったルミアの一言に、薬漬けられたギバルがどんな感情を持ったかは知らないが、その直後に、ルミアの拳がギバルの腹に命中したのを、ヴォルラスが見留めて凍り付く。
吹き飛ばされたギバルをペシェとスピカが追うが、DMに阻まれて身動きが取れなくなる。
離れていたヴォルラスもまた、DMに押さえつけられ自由を無くした。
「クウっ、隊長にっ、連絡を」
スピカの上擦った声に、小さな雀がはためいて白い月の浮かぶ空へと消える。