意地悪王子☆に囲まれて
と答えをせかされた

「嫌って言ったら?」

「お前が、いじめられるだけだ。そして、俺はモテ続け・・」

「黙れ!」

ホントにコイツはナルシスト

「まあ、言い争いしてないでさ、早く決めろよ」

や、コイツが悪いと思うんだけど・・・

「分かった」

1分くらい考えた末、答えが出た

水沢は穴が開くんじゃないかってくらい、アタシをジーっと見る

「はあ、仕方ないから・・・付き合ってあげる」

そう言った瞬間、水沢はニヤッと笑った

「最初から、そう言えばいいんだよ」

「っでも、アンタなんか好きじゃないからね」

そう一応、付け加えといた

すると彼に鼻で笑われた

「フッ」

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