私に恋を教えてくれてありがとう【下】


華子は思った。

自分はもう更生出来ている。

前の自分の瞳を取り戻した気がしていた。


この忌々しい職場を離れ、やり直すんだ。

華子は変に瞳を輝かせ希望に満ちていた……


しかし世の中は上手く出来ているものであった。



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