愛のない世界
男は、部屋に入るなり豹変した。


鋭い目付きで彩香を睨み付け、いきなり首を絞め始めてきた。


彩香は、突然のコトで言葉を失った。


声を出すコトも、抵抗するコトも出来なかった。


ただただ彩香の首を絞め続ける、男の顔を見つめるしか出来なかった。


男は、鋭い目付きで睨みながら、彩香に言った。

「男を馬鹿にするなっ!こういう女がいるから、男が駄目になるんだっ!!」

男は更に強く、彩香の首をジワジワときつく絞めていく。





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