愛のない世界
男が欲しくて欲しくてたまらないのに、その反面、気持ちは昂るコトもなく冷めていく。


一向に体は、気持ち良くも絶頂感すらもない。


一度、醒めた気持ちは、いつの間にか後悔と虚しさだけ彩香を襲うのだった。



『もう、やめて…』
心が、悲鳴を上げた。




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