愛のない世界
二人はまた、激しく抱き合った。


互いの愛を確かめるかの様に…。


片時も離れるコトを恐れながら、少しの隙間も許すべく二人は何度も抱き合い、何度も口づけを交わす。


互いの温もりを感じ、互いの柔らかな部分に触れる。


それはとても温かくて心地良くて気持ちの良いコトだった。



互いのオウトツが、しっくりハマる。


互いが求め合い心が解放された時、二人にしかイケない世界へと導かれる…



そこは、探し当てた二人にしか行けない場所だった…






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