愛のない世界
一方で男達は、彩香にこれ見よがしに自慢する。


『凄いだろう』
と、言わんばかりの顔をして、興醒めした彩香を尻目に、男達はせっせと腰をフルのだった。



どんなに激しく犯されても、どんなに激しく辱しめを受けても、何をどう男達にされてもイクことの出来ない彩香は、気休めの喘ぎ声でイったフリをしてみる。


すると男達は、そのイったフリの彩香の姿を見て、満足そうに果てるのだ。






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