Pinky2
啓君の気持ち+2
「うわっ!俺かよ〜!!」
「啓は分かりやすいねん。絶対ジョーカーはお前が持ってると思ったわ。」
「は?調子のんなよ佐久間!」
商品券がもらえたクラスメートでトランプのババ抜きをしていた。
俺はたった今、佐久間に見抜かれて負けた所。
みんな俺等のやり取りを見て笑ってる。
「負けたんやから、啓には×ゲーム!!」
「えー…俺今日のMVPやろー…?」
あんだけ本気で走ったのによー…。
俺は佐久間の意見に反論するが、他のクラスメートにも押されて、しぶしぶ×ゲームをすることにした。
「で、×ゲームって何すんだ?」
さっさと終わらせろよなぁ。
んでから美緒とイチャついたるねん!
今回の俺の目的はもちろん、美緒や。
「そんなん決まってるやんけ」
異様に楽しそうに微笑む佐久間。
…なんやコイツ…
気持ち悪ぃ。
とか思いつつ聞く。
「なんやねん、もったいぶらずにはよ言えや。」
「美緒ちゃんには半径1メートル以上離れてないといけない×ゲーム!!!」
「はぁ!?」
「うぇ!?」
俺と美緒は同じタイミングで吹き出した。
…は?
何言ってんねん、こいつ。
「いやや。」
今回一番の楽しみをもぎ取られそうになった俺は、只今若干キレかけや。
やから、キッパリ断ったった。
でも…
「あかーん!×ゲームやる言うたからにはしっかりこなしてもらわなあかんで。」
「クソッ、はめたなお前!」
「あの…私も違う×ゲームにした方が…。」
おお!
ナイス美緒!
さすが俺の彼女!!
「美緒ちゃんには悪いけど、これは俺と啓の問題やねん。今回だけ我慢して?ね?」
「啓は分かりやすいねん。絶対ジョーカーはお前が持ってると思ったわ。」
「は?調子のんなよ佐久間!」
商品券がもらえたクラスメートでトランプのババ抜きをしていた。
俺はたった今、佐久間に見抜かれて負けた所。
みんな俺等のやり取りを見て笑ってる。
「負けたんやから、啓には×ゲーム!!」
「えー…俺今日のMVPやろー…?」
あんだけ本気で走ったのによー…。
俺は佐久間の意見に反論するが、他のクラスメートにも押されて、しぶしぶ×ゲームをすることにした。
「で、×ゲームって何すんだ?」
さっさと終わらせろよなぁ。
んでから美緒とイチャついたるねん!
今回の俺の目的はもちろん、美緒や。
「そんなん決まってるやんけ」
異様に楽しそうに微笑む佐久間。
…なんやコイツ…
気持ち悪ぃ。
とか思いつつ聞く。
「なんやねん、もったいぶらずにはよ言えや。」
「美緒ちゃんには半径1メートル以上離れてないといけない×ゲーム!!!」
「はぁ!?」
「うぇ!?」
俺と美緒は同じタイミングで吹き出した。
…は?
何言ってんねん、こいつ。
「いやや。」
今回一番の楽しみをもぎ取られそうになった俺は、只今若干キレかけや。
やから、キッパリ断ったった。
でも…
「あかーん!×ゲームやる言うたからにはしっかりこなしてもらわなあかんで。」
「クソッ、はめたなお前!」
「あの…私も違う×ゲームにした方が…。」
おお!
ナイス美緒!
さすが俺の彼女!!
「美緒ちゃんには悪いけど、これは俺と啓の問題やねん。今回だけ我慢して?ね?」