Pinky2
「その…美緒が関係してて…。」
「はぁ!!?」
俺は大声で叫んでしまった。
「なんやねん、何で美緒が関係してんねん!」
「うわ、俺にキレんなって!」
ふざけんな!
「お前も、佐久間がまだ美緒の事好きなの知ってんだろ?」
…そりゃ嫌でも分かってるけど。
「あいつはあいつなりに色々我慢してる所もあるんじゃねーの?」
我慢って…
やっぱり……。
「俺だって佐久間がまだ美緒の事、好きなのは嫌でも分かってるわ。」
これだけは見てみぬフリできへんわ。
「じゃあ、今日くらいはいいんじゃねー?」
それは…
「嫌や!」
に決まってるやん。
佐久間にはわりーけど、俺は何でも美緒優先やねん。
「お前、ものわかり悪すぎ…。」
んな呆れた顔すんなよ。
美緒は今日を俺と一緒に過ごしたいから、あんなに一生懸命練習してたんやで。
俺ん中は佐久間より美緒の方が当たり前に大事なんや。
そりゃちょっとは自分のためでもあるけどさ…。
ザバァ…
ずっとつかってっとのぼせてまうわ。
「悪ぃ。先上がっとくな。」
そう言って俺は温泉から上がった。
着替えてバスタオルで頭を拭いていた時、隣の女子風呂から美緒と他の女子たちの声が聞こえてきた。
何話してるんや…?
気になったけど、いちいち気にしてると変態みたいだったから止めた。
…と、思っていた矢先の事…
「きゃあぁっ!!」
突然美緒の叫び声が聞こえてきた。
今のは間違いないわ。
絶対美緒や!
いてもたってもいられなくなって、俺は荷物をほったらかして更衣室の外に出ようとした。
すると…
「はぁ!!?」
俺は大声で叫んでしまった。
「なんやねん、何で美緒が関係してんねん!」
「うわ、俺にキレんなって!」
ふざけんな!
「お前も、佐久間がまだ美緒の事好きなの知ってんだろ?」
…そりゃ嫌でも分かってるけど。
「あいつはあいつなりに色々我慢してる所もあるんじゃねーの?」
我慢って…
やっぱり……。
「俺だって佐久間がまだ美緒の事、好きなのは嫌でも分かってるわ。」
これだけは見てみぬフリできへんわ。
「じゃあ、今日くらいはいいんじゃねー?」
それは…
「嫌や!」
に決まってるやん。
佐久間にはわりーけど、俺は何でも美緒優先やねん。
「お前、ものわかり悪すぎ…。」
んな呆れた顔すんなよ。
美緒は今日を俺と一緒に過ごしたいから、あんなに一生懸命練習してたんやで。
俺ん中は佐久間より美緒の方が当たり前に大事なんや。
そりゃちょっとは自分のためでもあるけどさ…。
ザバァ…
ずっとつかってっとのぼせてまうわ。
「悪ぃ。先上がっとくな。」
そう言って俺は温泉から上がった。
着替えてバスタオルで頭を拭いていた時、隣の女子風呂から美緒と他の女子たちの声が聞こえてきた。
何話してるんや…?
気になったけど、いちいち気にしてると変態みたいだったから止めた。
…と、思っていた矢先の事…
「きゃあぁっ!!」
突然美緒の叫び声が聞こえてきた。
今のは間違いないわ。
絶対美緒や!
いてもたってもいられなくなって、俺は荷物をほったらかして更衣室の外に出ようとした。
すると…