Pinky2
────
──…
「…ぃ、…啓っ!」
「ん…。」
あれ…?
ここ…家?
俺は何がどうなっているのか分からなくて、キョロキョロ辺りを見渡した。
「啓…ぉ、起きた…。」
「え…?」
隣にいる美緒は何故か涙目や。
「…なんで泣いてんねん。」
しょうがない奴やなぁ。
俺は美緒の頭を優しく撫でた。
「だって…啓がた…おれたっ、て言う…からっ。」
鼻をすすりながら言う美緒。
そうや!
あの後、俺自分のした事にショックを受けて気絶したんやっけ。
「啓が倒れ…たなんか滅多に、ないからっ…」
…たしかに。
俺結構見かけによらず、タフだからなぁ。
「ごめん、心配かけたな。」
お詫びっちゃあ、なんだが、
俺は美緒のおでこにキスをした。
まぁ、…少し恥ずかしかったけどな。
ガバッ!
!!?!?
俺は一瞬何が起きたのかわからなかった。
けど、俺の胸に美緒の頭があったから、美緒が俺に飛び付いてきたのはわかった。
「え…どうし…。」
「………。」
俺が聞いても返事しない。
それよか、美緒は頭をすりよせて甘えてきた。
…なんか…猫みたいやな。
美緒の鼓動の音…?
なんか…安心するな…
言葉がなくても、美緒の気持ちや伝えたい事がひしひしと伝わってきた。
外は寒いけど、心はポカポカになる…
ずっと…
こうしていたい…
こうして、体育祭の後のお楽しみは幕を閉じ…
ベッドに寝転がったまま、啓君達は、お互いの心地よい体温を感じながら、眠りについたのです。
──…
「…ぃ、…啓っ!」
「ん…。」
あれ…?
ここ…家?
俺は何がどうなっているのか分からなくて、キョロキョロ辺りを見渡した。
「啓…ぉ、起きた…。」
「え…?」
隣にいる美緒は何故か涙目や。
「…なんで泣いてんねん。」
しょうがない奴やなぁ。
俺は美緒の頭を優しく撫でた。
「だって…啓がた…おれたっ、て言う…からっ。」
鼻をすすりながら言う美緒。
そうや!
あの後、俺自分のした事にショックを受けて気絶したんやっけ。
「啓が倒れ…たなんか滅多に、ないからっ…」
…たしかに。
俺結構見かけによらず、タフだからなぁ。
「ごめん、心配かけたな。」
お詫びっちゃあ、なんだが、
俺は美緒のおでこにキスをした。
まぁ、…少し恥ずかしかったけどな。
ガバッ!
!!?!?
俺は一瞬何が起きたのかわからなかった。
けど、俺の胸に美緒の頭があったから、美緒が俺に飛び付いてきたのはわかった。
「え…どうし…。」
「………。」
俺が聞いても返事しない。
それよか、美緒は頭をすりよせて甘えてきた。
…なんか…猫みたいやな。
美緒の鼓動の音…?
なんか…安心するな…
言葉がなくても、美緒の気持ちや伝えたい事がひしひしと伝わってきた。
外は寒いけど、心はポカポカになる…
ずっと…
こうしていたい…
こうして、体育祭の後のお楽しみは幕を閉じ…
ベッドに寝転がったまま、啓君達は、お互いの心地よい体温を感じながら、眠りについたのです。