Pinky2
5章
♪〜♪〜
気持ちよく流れる爽やかな音楽が聞こえる…。
なんか、暖かい…。
「ふぁ…ぁ。」
私は眠たさを押さえきれず、あくびをした。
「あ、起きた。」
…へ?
すぐそばから啓の声がしたから驚いて振り返る。
「はよ♪」
「わっ…お、おはよ。」
啓にもたれ掛かって寝ていたから慌てて離れた。
…てか、今ので思いっきり目が覚めたわ。
ここ…車の中?
運転席にはお兄ちゃんが座ってて、助手席には渚さんが座っているのが見えた。
「は?なんで離れんねん。」
あ、啓のその不機嫌な顔久しぶりに見た気がする。
「いや、嫌とかやなくて…ビックリしただけやから…。」
「じゃあ、もっかいくっついとけや。」
「いや…そ、それは…。」
なんか恥ずかしい!
「ど、どうしたん?急に…?」
私がそう聞くと、啓は拗ねたようにそっぽを向いた。
「前でイチャイチャされるから、対抗心もやしてん!」
…なんやそれ。
「ふっ…ふははっ!」
うわー。
変な笑い方になってもた。
「うわ、お前そんな変な笑い方やったっけ?」
し、失礼な!
「俺たちはんなイチャイチャしたつもりなんかないでー。」
密かに私たちのやり取りをきいていたのか、お兄ちゃんがいきなり啓と私に向かって言ってきた。
「えー、してたやんかぁ。」
「してへんわ!」
…渚さんが少し照れているように見える。
私はその光景が微笑ましくて、無意識に笑っていた。
気持ちよく流れる爽やかな音楽が聞こえる…。
なんか、暖かい…。
「ふぁ…ぁ。」
私は眠たさを押さえきれず、あくびをした。
「あ、起きた。」
…へ?
すぐそばから啓の声がしたから驚いて振り返る。
「はよ♪」
「わっ…お、おはよ。」
啓にもたれ掛かって寝ていたから慌てて離れた。
…てか、今ので思いっきり目が覚めたわ。
ここ…車の中?
運転席にはお兄ちゃんが座ってて、助手席には渚さんが座っているのが見えた。
「は?なんで離れんねん。」
あ、啓のその不機嫌な顔久しぶりに見た気がする。
「いや、嫌とかやなくて…ビックリしただけやから…。」
「じゃあ、もっかいくっついとけや。」
「いや…そ、それは…。」
なんか恥ずかしい!
「ど、どうしたん?急に…?」
私がそう聞くと、啓は拗ねたようにそっぽを向いた。
「前でイチャイチャされるから、対抗心もやしてん!」
…なんやそれ。
「ふっ…ふははっ!」
うわー。
変な笑い方になってもた。
「うわ、お前そんな変な笑い方やったっけ?」
し、失礼な!
「俺たちはんなイチャイチャしたつもりなんかないでー。」
密かに私たちのやり取りをきいていたのか、お兄ちゃんがいきなり啓と私に向かって言ってきた。
「えー、してたやんかぁ。」
「してへんわ!」
…渚さんが少し照れているように見える。
私はその光景が微笑ましくて、無意識に笑っていた。