Pinky2
「まさかの2人きり」
「…啓、やけにご機嫌やな。」
「そりゃな。」
そう言いながら2人で並んで歩いていると…
「お、あそこの人だかり何や?」
啓が指差した先には何かの撮影が行われているようだった。
「なんやろ?見に行かへん?」
「おう!行こ。」
啓に手を引っ張られて近寄る。
とっさのことで啓は気づいていないけど、繋がれた手に私は心臓が跳ね上がった。
…こんなナチュラルに繋がれるとなんかドキドキするやん…。
「あー、なんかモデルさんみたいなん居るから、雑誌の撮影ちゃうか?」
「え!?うそやん!見たい!!」
が、私達の前には若い男の人達がいて、見えなかった。
頑張ってつま先立ちしながら見ようとしていると
「美緒、こっちこい。」
と、啓が腕を引っ張って見えやすいところまでつれてきてくれた。
「こっちのが見やすいやろ?」
「うん!ありがとう。」
「うっ…。」
?
突然啓がうなりだした。
「ど、どしたん!?」
「美緒可愛すぎ…。」
「へっ…?」
何!?いきなり?
突然のことでモデルの撮影に興味がいくまえにドキドキ状態。
「あー…、後で誰もいないとこ行こ。」
「も、もう…。」
そうそう見れない啓の仕草にドキドキしながらも、私たちは目を合わせて笑った。
「撮影終了ー。」
マネージャーみたいな人がモデルさんに言う。
その声を聞きながら周りで見ていた一般の人は、モデルさんを取り囲み始めた。
ドン!
「うわっ…。」
押し寄せる人混みに巻き込まれて、啓と繋いでいた手が離れてしまった。
「あ、美緒っ!」
名前を呼ばれるけど、どこにいるかわからない。
うそ〜…
すごい人気やなぁ。
って!
感心してる場合やないか。
ようやく人だかりから逃れられたと思って啓を探すが…
あれ?
見当たらへん…。
何処いったんやろ…?
「…啓、やけにご機嫌やな。」
「そりゃな。」
そう言いながら2人で並んで歩いていると…
「お、あそこの人だかり何や?」
啓が指差した先には何かの撮影が行われているようだった。
「なんやろ?見に行かへん?」
「おう!行こ。」
啓に手を引っ張られて近寄る。
とっさのことで啓は気づいていないけど、繋がれた手に私は心臓が跳ね上がった。
…こんなナチュラルに繋がれるとなんかドキドキするやん…。
「あー、なんかモデルさんみたいなん居るから、雑誌の撮影ちゃうか?」
「え!?うそやん!見たい!!」
が、私達の前には若い男の人達がいて、見えなかった。
頑張ってつま先立ちしながら見ようとしていると
「美緒、こっちこい。」
と、啓が腕を引っ張って見えやすいところまでつれてきてくれた。
「こっちのが見やすいやろ?」
「うん!ありがとう。」
「うっ…。」
?
突然啓がうなりだした。
「ど、どしたん!?」
「美緒可愛すぎ…。」
「へっ…?」
何!?いきなり?
突然のことでモデルの撮影に興味がいくまえにドキドキ状態。
「あー…、後で誰もいないとこ行こ。」
「も、もう…。」
そうそう見れない啓の仕草にドキドキしながらも、私たちは目を合わせて笑った。
「撮影終了ー。」
マネージャーみたいな人がモデルさんに言う。
その声を聞きながら周りで見ていた一般の人は、モデルさんを取り囲み始めた。
ドン!
「うわっ…。」
押し寄せる人混みに巻き込まれて、啓と繋いでいた手が離れてしまった。
「あ、美緒っ!」
名前を呼ばれるけど、どこにいるかわからない。
うそ〜…
すごい人気やなぁ。
って!
感心してる場合やないか。
ようやく人だかりから逃れられたと思って啓を探すが…
あれ?
見当たらへん…。
何処いったんやろ…?