Pinky2
「昼休み…教室に…。」
あ、お土産を渡しに行った時の事か。
相変わらず口数がすくないなぁ。
「うん。沖縄に行ったから、そのお土産を渡そうと思って。」
私がそう言った瞬間、一瞬だけ南の動きが止まった。
すると
ガシッ!!
「誰とっ…!!?」
いきなり肩を捕まれて、大声を出された。
こんな焦っている南を見るのは初めてだから、ビックリし過ぎて声を出せなくて…
「…。」
私はぼんやりと南の顔を見ていた。
南も視線をはずさなかったが、それは数秒間の間だけ。
すぐに視線を下に落とした。
「…なんでもない。忘れて。」
「え?みな…」
私が声をかけても振り返ることもなく行ってしまった。
「鈴ちゃんに渡したから、家で食べてなー!」
曲がり角を曲がって見えなくなった南に叫んだ。
聞こえたんかな…。
反応ないし…。
でも…あんなに慌てるなんて…
そんなに沖縄行きたかったんかな。
そんな事を考えながら家に帰った。
あ、お土産を渡しに行った時の事か。
相変わらず口数がすくないなぁ。
「うん。沖縄に行ったから、そのお土産を渡そうと思って。」
私がそう言った瞬間、一瞬だけ南の動きが止まった。
すると
ガシッ!!
「誰とっ…!!?」
いきなり肩を捕まれて、大声を出された。
こんな焦っている南を見るのは初めてだから、ビックリし過ぎて声を出せなくて…
「…。」
私はぼんやりと南の顔を見ていた。
南も視線をはずさなかったが、それは数秒間の間だけ。
すぐに視線を下に落とした。
「…なんでもない。忘れて。」
「え?みな…」
私が声をかけても振り返ることもなく行ってしまった。
「鈴ちゃんに渡したから、家で食べてなー!」
曲がり角を曲がって見えなくなった南に叫んだ。
聞こえたんかな…。
反応ないし…。
でも…あんなに慌てるなんて…
そんなに沖縄行きたかったんかな。
そんな事を考えながら家に帰った。