Pinky2
啓君の気持ち
「おつかれさまっしたーっ!」
野球部の練習が終わり、監督との挨拶の後、俺は急いで帰る支度をした。
「んじゃ、お先ー。」
「啓、お前本当にいつも帰るの早いよなぁ。」
他の部員に言われた。
…何を今さら。
俺はニカッと笑って言ってやった。
「当たり前やろ。彼女が家で待ってんねんから。」
すると、部室がどよめき出す。
「うっわ!のろけんな!!」
「うっせ。」
「そんなデレデレしてると、美緒ちゃんに嫌われるで?」
「は!?」
後ろから聞き覚えのある声がした。
振り返ることそこにいたのは…
さ…佐久間…こいつ!!
ムカつく!
ちょっとおちょくってこ
「お前こそ、美緒ちゃん美緒ちゃんって言ってっから、美緒に引かれてるで?」
「え!?うそやん!!」
「うっそー。」
「なっ…啓ー!!」
あぶね。
火がつく前に逃げよ。
俺は早足で部室から出た。
「はぁ…。まじて勘弁しろや。」
帰り道、不満が口から出てしまう。
美緒…俺のもんやって言ってんのに、なんであんな色んな奴にモテんねん!
ん?
あれ…萩原南か?
野球部の練習が終わり、監督との挨拶の後、俺は急いで帰る支度をした。
「んじゃ、お先ー。」
「啓、お前本当にいつも帰るの早いよなぁ。」
他の部員に言われた。
…何を今さら。
俺はニカッと笑って言ってやった。
「当たり前やろ。彼女が家で待ってんねんから。」
すると、部室がどよめき出す。
「うっわ!のろけんな!!」
「うっせ。」
「そんなデレデレしてると、美緒ちゃんに嫌われるで?」
「は!?」
後ろから聞き覚えのある声がした。
振り返ることそこにいたのは…
さ…佐久間…こいつ!!
ムカつく!
ちょっとおちょくってこ
「お前こそ、美緒ちゃん美緒ちゃんって言ってっから、美緒に引かれてるで?」
「え!?うそやん!!」
「うっそー。」
「なっ…啓ー!!」
あぶね。
火がつく前に逃げよ。
俺は早足で部室から出た。
「はぁ…。まじて勘弁しろや。」
帰り道、不満が口から出てしまう。
美緒…俺のもんやって言ってんのに、なんであんな色んな奴にモテんねん!
ん?
あれ…萩原南か?