Pinky2
やば…考えてた事バレたかも…。



そんな訳ないのに焦る俺。

本間、美緒の事になると弱いよなぁ…。




でも…この体勢ってエッチな事OKって事なんか?



なんか…Tシャツの胸元がちょっと見えるからエロいし!




「み…美緒?」


「…。」



完全にムード出来上がってる!




なら…

ちょっと触るだけなら、ええよな?





いただきまーす




右手を美緒の胸に当てて、キスしようと顎をすくい上げて顔を近づけた。





すると…





「スー…。」



なっ…寝てるー!!!

そりゃ昨日帰ってきたばかりやから疲れてるのはわかるけど!!


うおー…。

なんか泣きてー…。



今までのドキドキ返せっ!


俺は寝ている美緒のほっぺたをつまんだ。



「気持ちよさそーに寝てんなよ。場合によっちゃ襲うぞ?」




ふん…。

こんくらい言わせろ。




そして俺は美緒を部屋まで運んで、徹兄ちゃんが帰ってくるのを待った。




そして…



ピンポーン…


帰ってきた!

俺は玄関のドアを開けた。





「おかえ…り…。」


徹兄ちゃん…と…


誰や…こいつら。


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