Pinky2
「おー邪魔しまーす。」

徹兄ちゃんの横にいた奴等が入ってきた。

見たかぎり、全員男で3人や。


よく見ると徹兄ちゃん…

顔が真っ赤や。


酒で潰れてんじゃん。







「誰っすか?」


「俺らは徹のダチだよー。高校の時のなぁ。」


ふーん。

こいつらも相当酔ってるな。


酔っぱらった徹兄ちゃんを連れてきてくれたんか。



「そうなんすか。連れてきてくれてありがとうございます。」



「いいよー。気にすんな。」

お…

なかなかいい奴らじゃん。






「だからー、徹がいつも自慢してる可愛い妹ちゃんを見せてよー。」








ブチッ…!!!







前言撤回!!!


「あぁ!?フザケんなや、ダボ!!今すぐ消え失せろっ!!!!」







バタン!!!







玄関からそいつ等を無理矢理追い出した。



何が妹ちゃんや!

美緒が汚れる!!!




♪〜


タイミングよくリビングの時計が鳴る。

見ると時刻は夜中の12時。







…………………。
















ガチャ…



「中入れば?」




< 59 / 140 >

この作品をシェア

pagetop