Pinky2
寝起きの癖に力ありすぎやし。
「なぁ、なんでそんな疲れてたん?」
「あ…いや、大した事ちゃうから。」
大した事ちゃうって…?
気になるやん。
「何なん?気になるやん。」
「だから、んな気にする事ちゃうって!」
…なんか変。
何でそんなムキになるん?
でもこれ以上突っかかると喧嘩になりそうやから、止めとこ。
「うん、分かった。ご飯食べようや。お腹空いてるやろ?」
「あ…ああ。」
私は変なままなのは気になるけど、気付いてないフリをした。
「いただきまーす!」
啓は大きな声を出して、ご飯を食べ出した。
でも、声の割にはあんまり食べてない。
本間どないしたんやろ…。
気になって仕方がなかった。
「ごちそうさま…。」
食べ終わったらしいが、全然食欲がないのか、いつもより食べる量が断然少ない気がする…。
いっぱいになったお腹を押さえながら啓はソファーに座った。
「啓…。」
何か私に言えない隠し事してる?
怖くてさすがに聞けなかったけど…。
次の日…
「風岡せんぱーい!」
私と啓は並んで歩いてたのに、その真ん中をちょん切るように鈴ちゃんが割り込んできた。
ムッ…なんで間に…。
そりゃヤキモチも妬いたけど…鈴ちゃんが年下だから、なんとか押さえた。
そのまま私の事なんか気にせず啓に話続ける鈴ちゃん。
私はその横でうつ向いて無言で歩いていた。
すると…
「おい。美緒、こっちこい。危ないやろ?」
…え?
グイッと腕を引っ張られて啓の横にひっつく体制になった。
「へっ!?」
「そっち車道側やから。お前、目話したらフラッとどっか行きそうで怖いわ。」
…キュン…
ちょっと…
いや、めちゃくちゃ嬉しかった。
ちゃんと違う子と話してても、私の事を見てくれてるんや。
「…ありがとう。」
「ん。」
私たち2人の会話を聞いていた鈴ちゃんが、はっとしたような目で私たちを見た。
「なぁ、なんでそんな疲れてたん?」
「あ…いや、大した事ちゃうから。」
大した事ちゃうって…?
気になるやん。
「何なん?気になるやん。」
「だから、んな気にする事ちゃうって!」
…なんか変。
何でそんなムキになるん?
でもこれ以上突っかかると喧嘩になりそうやから、止めとこ。
「うん、分かった。ご飯食べようや。お腹空いてるやろ?」
「あ…ああ。」
私は変なままなのは気になるけど、気付いてないフリをした。
「いただきまーす!」
啓は大きな声を出して、ご飯を食べ出した。
でも、声の割にはあんまり食べてない。
本間どないしたんやろ…。
気になって仕方がなかった。
「ごちそうさま…。」
食べ終わったらしいが、全然食欲がないのか、いつもより食べる量が断然少ない気がする…。
いっぱいになったお腹を押さえながら啓はソファーに座った。
「啓…。」
何か私に言えない隠し事してる?
怖くてさすがに聞けなかったけど…。
次の日…
「風岡せんぱーい!」
私と啓は並んで歩いてたのに、その真ん中をちょん切るように鈴ちゃんが割り込んできた。
ムッ…なんで間に…。
そりゃヤキモチも妬いたけど…鈴ちゃんが年下だから、なんとか押さえた。
そのまま私の事なんか気にせず啓に話続ける鈴ちゃん。
私はその横でうつ向いて無言で歩いていた。
すると…
「おい。美緒、こっちこい。危ないやろ?」
…え?
グイッと腕を引っ張られて啓の横にひっつく体制になった。
「へっ!?」
「そっち車道側やから。お前、目話したらフラッとどっか行きそうで怖いわ。」
…キュン…
ちょっと…
いや、めちゃくちゃ嬉しかった。
ちゃんと違う子と話してても、私の事を見てくれてるんや。
「…ありがとう。」
「ん。」
私たち2人の会話を聞いていた鈴ちゃんが、はっとしたような目で私たちを見た。