紙飛行機が届けた詩
「まぁ、行けるからいーやっ」
友愛はアラレちゃんの
ポージングでトタタと走った。
「だしょー?あたしを褒めて」
「「馬ーー鹿」」
二人の声がハモった。
「何だよ、二人してさぁ。あたしをいじめて楽しいかい」
頬を膨らませた。
「事実を言ったまでだ」
「馬鹿は悪い事じゃない」
「二人共ひどーい」
あたしはそっぽを向いた。
「悪かったって」
「和めっ!かわいいんだから」
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