紙飛行機が届けた詩
真実の詩



「じゃあ、帝は城谷さんのままってことか」





虎牙が呆れた口調で言ったその時だった-






-ガチャ





扉が空いて現れたのは、彼女達だった。










「どういうことですか?…城谷さんが帝なんですか?」






おれは何も答えることが出来ず俯く。
















「あぁあ。もう良いだろ。隠す必要ないし。


城谷帝」









そう言ったのは、龍だった。




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