bitter sweet kiss
そう言って1円玉をあたしに投げてきた。



窓にぶつけてたのは、これだったみたい。 



「学校だと、お前いつも聖羅と一緒だから話す機会なくてさ…」



今年の誕生日にあたしがあげたルームウェアを着たハルが窓辺に腰掛ける。 



ふと、見上げると星が1つ輝いていた。 



なぜか、聖羅を思った。



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