bitter sweet kiss
「お前、水曜日は美化委員の当番だから、教室から見てたら何かおかしなことになってたから…」



「教室?部活じゃないの?」 



あたしを抱き締める力が、ふっと緩くなり、ハルが少し離れる。 



ハルも顔が赤い。



改めて顔を見つめられると恥ずかしい… 



思わず、あたしは目を逸らした。 



その視線の先に。



聖羅がいた…



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