好き?キライ?…どっち?
パラッ


私の髪の毛がハラリと落ちた


「姫はアップも似合うよ」


「ありがとうございます…」


日向さんに触られた髪の毛を手でササッと整える


髪の毛が熱い気がした


「お手伝いって、何をすればいいですか?」


「ん?じゃあ〜明日、ファミレスで会える?」


「バイト、終わってからでもいいですか?」


「もちろんだよ。俺は先に行っとくから、バイトが終わったらおいで」


「ハイ!」


明日も会える嬉しさに、今にも飛び上がりたい気分!


今ならきっと、空を飛べるんじゃないかと思うくらい、内心、興奮していた





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