好き?キライ?…どっち?
日向さんはテーブルのイラストなどを片付けながら私にそう言った


「いえ、疑ってなんかないですけど〜サイコロステーキ、私も食べたいなって」


好きな人と同じモノを食べたいって思うのはヘン?


「じゃ、サイコロステーキ、頼もうね」


「はい」


日向さんが、テーブルに設置されているボタンを押した


すぐに店員が来て、注文を取る


ステーキが来るまで、私は昨日と同様に、目の前の日向さんにドキドキしていた





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