好き?キライ?…どっち?
「ごめんね〜出掛ける時にちょっとあってね」


「いえ…」


「乗って」


「ハ、ハイ」


私は日向さんの車の助手席に座った


「いっぱい待たせてごめんね」


「いえ、大丈夫です。私、待つの好きなので」


「お詫びに今日は姫の言うこと聞いてあげる」


「ホントですか?」


「うん!その前に〜凄い荷物だね」


日向さんの視線が私の持っているバックに注がれた


「あ、あの…お昼にお弁当、作って来ました。良かったら…」


「ホント?嬉しいよ!後で景色の良い場所にでも行こうか」


「はい!」





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