好き?キライ?…どっち?
「着いたよ」


そこは辺り一面、グリーン


少し山なので空気も美味しくて、景色も見晴らしも最高


「姫、行こう?」


「あ、ハイ」


私は後ろのドアを開けて、お弁当の入ったバックを持った


「俺が持つよ」


「すみません」


バックを渡そうとして、軽く指が触れる


優しくされればされる程、さっきのことが気になって仕方ない


気候も良く、辺りは家族連れやカップルがレジャーシートを敷いてくつろいでいた





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