好き?キライ?…どっち?
空いたスペースがないかとキョロキョロする日向さん


「あの…シート…忘れました…」


「ん?シート?いいよ。別に汚れても…って姫はダメだね…」


「すみません…私って…ドコか抜けてて」


私はペコリと頭を下げた


「女の子はそれくらいが可愛くていいよ。あまりテキパキしてるのは俺は苦手」


日向さんは私を見ながらいつものように微笑んだ


私は日向さんの優しい口調や言葉、仕草などを感じ、別に秘密があっても、こうしていられるだけでいいかな〜と思い始めていた





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