好き?キライ?…どっち?
「台無しなんかじゃない!日向さんが色々、話してくれて、私、嬉しい。こんな私でも、少しは役に立てるんだって…」


「ハハ…姫はさ…ホント良い子だね」


私は日向さんに、小さな子供のようにヨシヨシされた


「実はさ〜今、スランプ」


スランプって言いながら笑ってる


「へ?スランプ?」


「ウェルカムボードは大体出来上がったんだけど、イタリアの方の仕事がね…」


日向さんが溜め息をつきながら椅子に座る


「そうだ!姫、手伝って?」


「う、うん。でも…私に出来ることがあるの?」


「いいから!」





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