好き?キライ?…どっち?
「あ…聞いてなかった…ごめんなさい」


大体、私、合コンって好きじゃない


彼氏は欲しいけど、紹介や合コンじゃなく、運命的な出逢いがあるんじゃないかって…


「だから…」


真向かいの男は、意味深な面持ちで少し顔を私の方に近付けてきた


「この後、二人でフケない?」


「ごめんなさい…」


私は即答


ほらね…こんな男ばっかり


「結衣…ごめん!用事思い出した」


「え?ちょっと姫?」


私は結衣に耳打ちして、会費を手渡し席を立った





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