純恋
『マジ?会いに行って‥いい?』
そして、貴仁とあたしはもう一度中学生の時のように抱き合ってキスをした。
まだ照れくさかったけど‥
あたしは泣きじゃくったけど‥
貴仁が好き、大好き。
そう思えた。
「中坊ん時はごめんな。
紗瑛に妊娠させたり‥
いろいろ大変させて。」
「もぅ‥貴のせいで大変だったよ(笑)」
「お前ーっ!そこは女の子らしく
うん‥いいんだよ
って言うとこだろーがよ(笑)」
「へへっ」
「次はな、紗瑛が成人して
いろいろ落ち着いて花嫁修業終わるまで待ってるから
ゆっくり付き合ってような。」