純恋




惚気てからかわれるってこんなに幸せなんだ‥。



貴仁に早く会いたい!



そう思えるようになった。



「紗瑛、貴仁くんが呼んでる」


いつものように光輝が言いにきた。



「はいはい♪」


あたしはちょっとテンションを上げて廊下に出る。

今一番会いたかった人の笑顔が目の前に現れた。



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