純恋



それからお母さんと話し
学校には行きなさい
と言われたから学校には行くことにした



貴仁との思い出がいっぱいのこの学校にいるのは
ものすごく辛かった



でも涙は流さなかった。



貴仁は戻ってこない

消せないアドレスを見つめ
いつまでも枯れない涙をただただ流し続け
‥そう実感した



光輝と紗理奈はまだ続いてる
‥見習いたいな。



涙を1人でグッとこらえていると
1つの影があたしの前に現れた




「―…空?」



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