わたしのでんち
すこしだけゆびが

うごいたときでした


なにかをあける

おとが

しました


「ああ めをさましたんだね」


そこには少年がいました

少女とおなじおおきさの

ちいさなちいさな

少年でした




ロボットのせかいでは

みんな少女よりも

おおきくて


少女ははじめて

じぶんとおなじ

おおきさの

ロボットを

みつけたのです
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