校舎の向かいの木村サン
「ご…ごめん…」
「い…や…俺こそ、すまん。」
「……………」
しばらくの間長い沈黙。
「熱はどれくらいあんの?」
そういって私のおでこを触ってきた。
ひゃぁ~
う……
恥ずかし……
「けっこう熱いな。」
「39度あんねん。」
「39度ぉ!?ヤバイじゃん。」
「…………」
話しが長く続かない……
「……ちゅーか、ありがとうや。来てくれて。」
「あ?別にいいけど…。なんだ急に……。」
「だって、家にだれもおらんねんぞ。」
「あ!!お前、さびしかったんだろぉ~!!」
「ちゃうねん!!誰かおらんと不便なんや!!」
「あ~あ~悪い悪い。」
「もう!!!げほっ……げほっ………う……」
「あ!あんまり興奮すんなや!!まぁ俺が悪いんだけど……。」